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ネオモーションACL

膝前十字靱帯(ACL)損傷のリスクの少ない
着地姿勢をサポートします。

膝サポート用スパッツ

リスクの少ない理想の動きへ

背 景

ACL損傷に対する再建手術を受けた患者様は、年齢、活動性、種目、経過期間などにより率は異なるものの、受傷側で3~9%1)2)、反対側で3~6%1)3)などの割合で再発するとされています。
近年、受傷メカニズムの研究が進み、着地動作でのACL損傷は、接地後の極めて短い時間に発生していることがわかってきました。また、その際には急激な膝外反と下腿内旋が同時に起こり、予防のためには膝関節だけでなく、足部、股関節、体幹の動きを改善する必要性が示されています。4)
これらの研究報告を受け、近年では国内でも、“安全な着地動作の獲得”を目的とした予防トレーニングが各地で行われており、ACL損傷を起こさないための取り組みに注目が集まっています。

  1. Risk of tearing the intact anterior cruciate ligament in the contralateral knee and rupturing the anterior cruciate ligament graft during the first 2 years after anterior cruciate ligament reconstruction: a prospective MOON cohort study.
    Wright RW, Dunn WR, Amendola A, Andrish JT, Bergfeld J, Kaeding CC, Marx RG, McCarty EC, Parker RD, Wolcott M, Wolf BR, Spindler KP.
    Am J Sports Med. 2007 Jul;35(7):1131-4.
  2. Incidence of Second ACL Injuries 2 Years After Primary ACL Reconstruction and Return to Sport.
    Paterno MV, Rauh MJ, Schmitt LC, Ford KR, Hewett TE.
    Am J Sports Med. 2014 Jul;42(7):1567-73.
  3. Incidence and risk factors for graft rupture and contralateral rupture after anterior cruciate ligament reconstruction.
    Salmon L, Russell V, Musgrove T, Pinczewski L, Refshauge K.
    Arthroscopy. 2005 Aug;21(8):948-57.
  4. Mechanisms for noncontact anterior cruciate ligament injuries: knee joint kinematics in 10 injury situations from female team handball and basketball.
    Koga H, Nakamae A, Shima Y, Iwasa J, Myklebust G, Engebretsen L, Bahr R, Krosshaug T.
    Am J Sports Med. 2010 Nov;38(11):2218-25

新たなNEO×動きMOTIONの獲得

Neomotion ACLは、ACL損傷リスクの少ない
新たな動きの獲得をサポートします。

Functional Compression Wear[機能的着圧ウエア]

Neomotion ACLは、リスクの少ない理想的な着地動作を誘導するラインを施しています。
「ACL損傷で苦しむ患者さんを減らしたい」 という現場の思いを形にした製品です。

製品特徴

独自のラインの走行による安定した姿勢の誘導

下腿から骨盤/股下に至る2種類のラインが膝関節へ機能し、着地動作時の膝関節・体幹姿勢の安定を高めます。

  • Aライン

    下腿外側から膝内側を通り大腿外側を走行し、骨盤へ至るライン

    • 前面前 面
    • 側面側 面
    • 後面後 面

    着地時に股関節内転・内旋・膝外反が生じた際に、ライン構造が支点となり抗力がかかることで膝外反に抵抗する。

    Aラインは膝関節の外反の動きを制動します。

  • Bライン

    下腿内側から膝外側を通り大腿内側を走行し、股下へ至るライン

    • 前面前 面
    • 側面側 面
    • 後面後 面

    着地時に股関節内転・内旋・膝外反が生じた際に、膝の外側を通るラインに膝関節を中間位に保とうとする力(外反位から内反位へ押し戻そうとする力)が発生する。

    Bラインは膝関節を内反に誘導します。

機能的ウエアは、下肢の合理的なアライメントを誘導し、ACL損傷のリスクの少ない着地姿勢をサポートします。

下肢全体を覆うスパッツ形状

ー 損傷側だけでなく健常側へもアプローチ可能 ー

  • 損傷側だけでなく健常側にも同様にラインが機能します。
  • ズレにくく、膝関節屈伸等の動きを妨げにくい形状のため、パフォーマンスや
    皮膚への影響が少なく、リハビリ~競技復帰まで幅広く使用できます。

ACL再損傷の危険が高まるアスレチックリハビリテーションから競技復帰時期まで、損傷側と健常側を同時にサポートします。

医療機関での使用例

再受傷の危険肢位を取る可能性の高い、アスレチックリハビリテーション開始以降(術後3ヶ月頃)の使用を提案しています。

ACL再建術後リハビリテーションの流れ

引用文献:松尾高行ほか:膝前十字靭帯再建術:膝蓋腱使用例-術後リハビリテーション.臨床スポーツ医学Vol.30:338-347,2013

Neomotion ACL開発の思い

日々の臨床でACL再建術後の患者様のリハビリに携わっていると、受傷動作の一つである着地動作の獲得に難渋することがあります。怪我をした動作に恐怖心を抱くのは当然ですが、その「不安感」を克服するためのリハビリに、日々工夫を重ねています。

ACL損傷後や再建手術後には、規定により試合中に装具が使用できない競技があります。またテーピングは、運動により緩みや剥がれ、皮膚のトラブルなどが生じます。そこで装具とテーピングの課題を同時に解決するために、スパッツとテーピングを組み合わせようと考えました。装着により安全な着地動作を誘導することができれば、ACL再損傷の予防だけでなく、リスクの高い人に対してACL損傷を予防するアイテムとしても貢献できると考え、開発をスタートさせました。

近年、内外でACL損傷の予防を目的としたトレーニングにより、受傷率が減少したという報告もあります。選手生命に影響を及ぼしかねないACL損傷や再損傷を、少しでも減らすことができれば、本当に素晴らしいことだと思います。

開発当初は手術をした患者様にもご協力いただき、スパッツの上から様々なテーピングを行い、主観的な安定感を頼りに手探りで開発を進めてきました。Neomotion ACLは、患者様の感覚とともに作り上げてきた製品です。これからもさらに研究を重ねていきたいと考えています。

装具・サポーターの進化形として、Neomotion ACLが臨床やスポーツ現場でACL再建術後の選手や、リスクの高い選手の損傷予防に貢献することを願っています。

小柳 磨毅 先生

大阪電気通信大学
医療福祉工学部 理学療法学科 教授

小柳 磨毅 先生

基礎・臨床研究について

※研究で使用した製品は、一部本製品と仕様が異なります。

Effects of functional garments on the jump landing task

ジャンプ着地動作における機能的ウエアの効果

IOC World Conference on Prevention of Injury & Illness in Sport 2014

K. Mukai1,2), M. Koyanagi2), Y. Kimura3), N. Nakae2,4), T. Ogawa5), Y. Yokotani5), T. Shiiki5), M. Notani6), T. Hirama7)

1)Faculty of Rehabilitation, Shijonawate Gakuen University 2)Graduate School of Biomedical Engineering, Osaka Electro-Communication University, Osaka; 3)Department of Rehabilitation, Osaka University Hospital, Osaka; 4)Department of Rehabilitation, Higashi Toyonaka Watanabe Hospital, Osaka; 5)Department of Rehabilitation, Yukioka Hospital, Osaka; 6)Department of Rehabilitation, Gratia Hospital, Osaka; 7)Nippon Sigmax Co., Ltd., Tokyo. JAPAN

概 要

健常者22名に30cm台からの片脚Drop Jumpを実施した。ハードタイプ、ソフトタイプ、ノーマルタイプ(ラインなし)の3種類のウエアを着用し、動作解析を行った。

結果・考察

接地後0.04秒時点においてはハードタイプが、最大屈曲時にはハードタイプ・ソフトタイプの両方が、ノーマルタイプに比べ有意に膝関節を内反に誘導した。

  • 膝関節外反角度

    図1. 膝関節外反角度
    (接地後、0.04秒時点)

  • 膝関節外反角度

    図2. 膝関節外反角度
    (最大屈曲時)

  • Aラインが膝関節外反の動きに対して抗力となり、 Bラインが膝関節内反の動きを誘導した

    図3. Aラインが膝関節外反の動きに対して抗力となり、Bラインが膝関節内反の動きを誘導した。

機能的ウエアは、下肢の合理的なアライメントを誘導し
膝関節傷害のリスクを減少させる可能性を示した。

※ハードタイプとソフトタイプではラインの張力が異なります。
※Neomotion ACLはハードタイプを元に開発しました。

機能的ウエアが前十字靱帯再建術後患者の着地動作に与える影響

第26回日本臨床スポーツ医学会学術集会/日本臨床スポーツ医学会雑誌.23,No4: 247, 2015

安達由紀1)、小川卓也1)、構井健二1)、松尾高行2)、椎木孝幸1)、小柳磨毅3)、史野根生2,4)

1)行岡病院 リハビリテーション科 2)大阪行岡医療大学 医療学部 3)大阪電気通信大学 医療福祉工学部 4)行岡病院 スポーツ整形外科

概 要

ACL再建術後患者12名(術後5カ月以上経過)に、機能的ウエアとシンプルウエア(ラインなしスパッツ)を装着させ、20cm台から床反力計上への片脚着地を実施した。

結果・考察

足圧中心(COP)軌跡長比(%)は、前後方向には差がなかったが、左右方向ではシンプルウエアに対して機能的ウエアが有意に減少した。

左右方向へのCOP軌跡長比

代表例
左右方向へのCOP軌跡長比(%)
左右方向へのCOP軌跡長比(%)

機能的ウエアはシンプルウエアに比べ、側方へのCOP軌跡長が減少した。

着地姿勢
着地姿勢

着地時の姿勢は、機能的ウエアではcompressionのみのシンプルウエアと比較して、接地以降の前額面上における、体幹と下肢の着地姿勢が安定していた。

左右方向へのCOP軌跡長比(%)
左右方向へのCOP軌跡長比(%)

姿勢とベクトルの比較。機能的ウエアは膝関節が内反位に誘導され、床反力ベクトルが内側へ傾斜した。

機能的ウエアは、ACL再建術後症例の着地動作を
前額面上で安定させる可能性が示唆された。

サイズの選び方

身長に合わせて選んでください。計測値が2サイズのさかいになった場合は、大きい方のサイズを選んでください。
太ももの周囲は目安です。太ももの周囲は太ももの一番太い部分を計測してください。

サイズ 適用範囲(身長) 目安(太ももの周囲)
女性S 145cm~153cm 43cm~49cm
女性M 153cm~161cm 49cm~55cm
女性L 161cm~169cm 55cm~61cm
女性LL 169cm~177cm 61cm~67cm
     
男性S 150cm~160cm 39cm~47cm
男性M 160cm~170cm 47cm~55cm
男性L 170cm~180cm 55cm~63cm
男性LL 180cm~190cm 63cm~71cm

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